二兎を追う者は一兎をも得ず〜 if you run after two hares you will catch neither 〜

二兎を追う者は一兎をも得ず

〜 if you run after two hares you will catch neither 〜




やあ!




上のことわざはよく耳にする



そうなんだよ



これは恋も同じなんじゃないか



がめつく両方追いかけてたら、


結局


どっちも手に入れることができない




どっちもワンチャンいける




大体なんで"1"チャンスやのに


2人やねん、おかしいやろ


錆びたホイール舐めて目ぇ覚ませ




さて、本題に入ろう。



あれからワイは家出少女には


「その好意はほんまに嬉しい。けど…以下省略」


としっかりと自分の思いを伝え、連絡を閉ざした。








そう、ワイは一兎🐿を追うことに集中することにしたのだ。




これは恐らく、いや、実に約2年ぶりの戦いになるだろう。



恐らく壮烈な恋の駆け引きが始まることは間違いない。





ワイは大らかに将棋のコマを進めた。



まさに初手、


二6歩である。



二6歩とは安パイであり、アドベンチャーな一手




もう皆さん、わかりましたよね?



そう「ランチをご馳走させてほしい!!」



である。



もちろん、ワイの十八番であるレストランでの食事である。



ここでのポイントは


ランチをご馳走"させてほしい"


という所である。


私は女性に対してお願いをしている。



男はお付き合いするまでは


女性に対して、「お願いします」のポジション


でいなければならないとワイは思う。




まあ違う意味で捉えるとこれは



女性に「わざわざ時間を割いて僕に付き合って頂いている」状態になってくれませんか?


という

下からのアプローチなのである。


自分で言うのも何ですが、エロい…





とりあえずこのランチの返答次第で、


私が「詰み」か「王手」になることは確定している。


もし詰みの場合、


ふんどし一丁になって四つん這いになり、

外に行き、ワンワンと吠えながらラーメンをすするだろう。


王手の場合、


ここから私は満を持ってチェックメイト!と言える戦略を立てなければならない。


一歩間違えたらふんどしに逆戻りである。

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